泉区 文化
公開日：2016.01.07
猿みっけ
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庚申塔の三猿
今年の干支は申。泉区内にも３５０年の歴史がある「申」がいる。その場所とは中田北の御霊神社。鳥居をくぐった先の左手に、横浜市指定有形文化財の石造庚申塔がある。区内最古で、市域でも古く、正面に耳を塞いだ猿、左側面に口を塞いだ猿、右側面に目を塞いだ猿が彫られている。
庚申塔は庚申信仰に基づき、60年に一度、庚申の年に建立されるもの。庚申信仰では、人の体内にいる三尸（さんし）という虫が庚申の日の夜に体から抜け出し、天帝に人の悪行を報告し、その人の寿命を縮めるとされており、人々は三尸を体から出さないために庚申の夜は寝ずに過ごしたという。
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