環状4号線が整備されたことに伴い、高低差が発生し通行できなくなっていた赤坂橋。このほど新しい橋が完成し、6月30日の午前11時半に開通する。これにより、通学路の安全性向上や付近の道路交通の円滑化が期待されている。
赤坂橋の架け替えと赤坂橋交差点の改良を含む前後330m区間の道路改良事業は2001年度から始まっている。土木事務所によると、もともとこの道路は、区内の萩丸交差点から湘南台を結ぶ主要道路として交通量が多かった。そのため、近隣にある中和田南小学校の通学路対策としての歩道拡幅整備や環状4号線との交差点での交通渋滞対策として、右折レーンの設置等による改良が必要だった。
環状4号線の整備により通行ができなくなる赤坂橋については、2005年に仮橋を設置し、これまでう回路で対応してきた。橋の架け替え工事は仮橋の設置翌年に開通した環状4号線と和泉川の間で行うもので作業スペースが限られたため、仮橋の設置完了から計算すると、今回の完成に至るまで10年余りの期間を要したことになる。
新しい橋の長さは33m。橋幅も15mに拡幅されたことに伴い、右折レーンが整備されたほか、歩道も広くなった。橋の開通後も周辺道路の整備は引き続き行われ、2018年度まで続く見通し。
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