小学生を中心とした泉区内初のタグラグビークラブが7月17日、発足した。指導経験がある桐谷鋼哉さん(岡津町在住)らが設立に向け、区内で体験教室や練習を始めて約4カ月。参加者は30人を超え、保護者らによるサポートも得られるようになった。今後は練習と合わせて地域での普及活動にも力を注ぐ。
17日は、練習後に新橋コミュニティハウスで設立総会を実施。桐谷さんと共に尽力してきた小泉正彦中川町内会連合会長が名誉顧問として「横浜泉タグラグビークラブ」の設立宣言を行った。クラブの目指すプレースタイルとして、ランニングや次々と湧き出すフォローでつながるパスプレーを得意とするラグビーフランス代表を挙げ、クラブの愛称も同代表と同じ「レ・ブルー」に決定した。
夢は全国大会出場。そのためには四十数チームが出場する県大会で勝ち抜かなければならない。「1、2年生が上級生になるころまで全国レベルまで成長できれば。地域の皆さんの大声援を受けながら、真剣勝負する子どもたちの姿が見たい」と桐谷さん。まずはメンバーの増強や地域での活動拡大など、普及活動と練習に取り組んでいく。
クラブ員の対象は泉区や近隣地域に住む年長児〜小学生。ヘッドコーチを務める桐谷さんは、「1人でも多くの子どもたちにタグラグビーの魅力を伝えたい。あいさつやマナー、仲間との協力の態度なども指導してきたい」と意気込む。
活動を始めた当初は、小学生の参加者は数人程度だったが、6月には大会に出場できるまでに拡大。ラグビー経験者の保護者もおり、保護者コーチとして指導面でのサポートも充実した。懇親会やミーティングでの意見交換も重ね、クラブ運営面での協力体制も整ってきた。「設立によりクラブの存在をアピールし、地域での普及活動に一層力を入れていきたい」
今後の練習は神明台スポーツ施設で30日(土)など、週末の午前中に開催予定。問い合わせは桐谷さん【電話】045・810・3713。
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