泉ゆめが丘地区において都市計画市素案の縦覧(閲覧)が始まった。同区画整理組合によると2019年度には公共整備の工事が完了する予定で、駅前には商業施設等の大規模集客施設を誘致する考えだ。
14年8月に設立された同組合は地権者ら145人からなる。街づくりの具体的な計画については、昨年3月に地権者有志で結成された検討委員会を中心に1年半で23回にわたる会合を重ねてきた。
素案では、建築物の用途や容積率、建ぺい率等を定めた用途地域の変更などとともに、地区区分ごとの建築物に関する制限などが公表されている。また、駅前のセンター地区では一定条件を満たすことで31m以下の高さの建築物を建てることができると記載されており、同組合では「同地区は街のにぎわいや交流をはぐくむ市街地の中心とすべく、商業施設等を含む大規模な集客施設を想定している」と話している。北部の環状4号線沿いの沿道サービス地区は、ロードサイド型店舗や店舗併用の集合住宅等の建設が想定されているという。
現在、調整池2カ所の工事が始まっており、19年には道路等の公共整備の工事が完了予定。住宅地区等は地権者にて造成工事終了後、順次整備・建築が進められ、センター地区は街づくりの最終工程となるとみられている。
9日午後7時からは泉公会堂で素案説明会が開催される。申し込み不要。素案の縦覧は、11月22日までで建築局都市計画課または泉区役所区制推進課へ(土・日・祝日を除く)。
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