卓越した技能を持った職人らを紹介する「横浜マイスター事業ガイドブック」の2016年度版が完成し、このほどホームページでの公開が始まった。
横浜市では、1996年度から市民の生活・文化に寄与する優れた技能職者を「横浜マイスター」として認定している。マイスターには、技量だけでなく、活動を通して技能職を広く社会に伝え、振興を図ることも求められている。
第21期となった今年度は、泉区の洋服裁縫師の田中利明さん(中田東)、型枠大工の高橋豊さん(中田北)の2人が認定を受けた。これにより、横浜マイスターは逝去者を含めて56人となり、泉区からは田中さん・高橋さんのほかに、染織の山村助成さん(第10期・和泉町)、美容師の新田景子さん(第20期・和泉町)が認定を受けている。
ガイドブックには、マイスター事業の紹介に始まり、「装」「食」「住」「暮」の4分野に分けて各マイスターの技や思い、横浜の伝統工芸などが掲載されている。サイズはA5版で、全48ページ、オールカラー。冊子の配布対象は、地域で行われる技能体験教室や職業学習などが主だが、横浜市経済局のホームページでは全ページを閲覧することができる。
問い合わせは市経済局雇用労働課【電話】045・671・4098。
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