IT企業のディー・エヌ・エー(DeNA)と横浜DeNAベイスターズ、横浜スタジアムが市と包括連携協定(愛称・I ☆ YOKOHAMA協定)を結び、3月10日に市庁舎で会見があった。
協定はスポーツ振興と地域経済活性化などを目的にしたもの。DeNAは、長距離陸上チーム「DeNAランニングクラブ」のホームタウンを横浜に移し、2017年度から「横浜DeNAランニングクラブ」と名称を変更。同社のスポーツ資源を集約した市民参加型イベントなどを企画し、さらなるスポーツ振興と地域活性化に取り組むことを市に申し出た。
市は関内・関外地区のまちづくりにおける重要な視点に「スポーツ・健康づくり」を掲げており、協定の締結で取り組みを強化することに合意。市内の小学校や幼稚園などを訪問し、野球やダンスなどの運動指導で子どもの健全育成を目指す取り組みや、横浜スタジアムで障害者施設の手作り品を販売するなど、協定の具体的内容も公表された。
会見には林文子市長、DeNAの南場智子会長、ランニングクラブの瀬古利彦総監督、DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス監督が出席。林市長は「協定で横浜のまちをますます活性化させたい」と話した。南場会長は「市民サービスの向上や行政としての課題解決の点でもDeNAの事業、ITの知見を用いて市と連携することにより、少しでも貢献できることがあれば」と述べた。
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