染織家の山村助成さんと2代目の山村あゆみさん親子による手描き染め講座が2月2日、立場地区センターで開かれた。
山村さん親子は和泉町に工房を構える「山村染織工芸」でさまざまな色彩の染物を制作。助成さんは、伝統的な墨流し染めや絞り染めなどを用いるほか、独自の技術として細い線を描くことができるアクションペイントや、幾何学模様を表現する複合技術などを生み出してきた。その生地はネクタイやスカーフ、ドレス、傘などと姿を変え、世界各地で製品化されている。
講座は、いずみ区民活動支援センターが主催し、この日は40人が参加した。挑戦したのは、幅約30センチ、長さ約1メートルの白地の綿の布に、黒色と朱色の墨を使って描く手描き染め。刷毛や細筆を使って動植物や幾何学模様など、思い思いの作品を仕上げた。
参加した区内在住の金子ひかるさんは「自分で一つの作品を作ることができるという自信がついた」と感想を話した。
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