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横浜市 ごみ分別案内にAI導入 4月から本格稼働へ

社会

掲載号:2018年3月29日号

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対話形式で分別を案内する画面
対話形式で分別を案内する画面

 横浜市資源循環局は人工知能(AI)技術を使い、ごみの出し方や処分にかかる手数料などを対話形式で案内する「イーオのごみ分別案内」を4月1日から本格稼働する。

質問に自動回答

 市では2011年度から独自の分別検索システム「ミクショナリー」を運用してきたが、検索ワードを入力すると部分的に一致するすべての情報が表示されるなど使いにくさもあった。

 AI技術を使い対話形式でごみ分別の利便性向上を図る新システムについては、NTTドコモから提案を受ける形で昨年3月から共同で実証実験を開始。1年間で214万件を超える利用があり、そのうちの3割がコールセンター稼働時間外の利用だった。こういった結果を受け同局では「市民ニーズに応えることができ、人的コストの軽減にもつながる」と判断。新年度からの本格稼働を決めた。

 新たな分別案内は対話形式でメッセージを送信する「チャット」の仕組みを導入。AIを用いることで従来のシステムに比べ、スムーズな回答を可能にした。

 利用者が質問を入力すると同局のイメージキャラクター「イーオ」が会話調で回答。例えば「電池の捨て方を教えて」と質問を入力すると「電池は乾電池、充電式電池、ボタン型電池、コイン型電池のどれ?」と返事が来る。自分が捨てたい電池の種類を選択すると捨て方を知ることができる。

スマホにも対応

 「イーオのごみ分別案内」の利用は同局のホームページ上に配置されているキャラクターをクリックするとシステムが起動する。さらに4月1日からは、すでに稼働している「横浜市ごみ分別アプリ『ミクショナリー』」をダウンロードするとスマートフォンなどでも利用することが可能になる。

 市では転入時に分別方法などを示した冊子を配布しているが「調べやすい環境」の選択肢を増やすことでルールに沿ったごみの排出につなげたい考え。同局では「スマートフォンに慣れた若い世代に利用してもらうことを期待したい」と話している。今後は多言語化や音声認識システムとの連携など機能充実に向けた検討を進める方針だという。

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