泉区版 掲載号:2018年4月5日号
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県内で初となるソフトボールクラブチーム「K―横浜クラブ」を立ち上げた 押久保 義矢さん 中田南在住 29歳

子どもたちの「好き」守る

 ○…幼い時から野球漬けの日々、プロまで夢見た野球少年は今、少年ソフトボールのクラブチームを立ち上げた。市内中の中学生を対象にチームメイトを募集し、この春始動する。「子どもたちの好きという気持ちを大事にしたい」と四六時中ソフトボールを想う。

 ○…父親の影響で幼くして野球を始め、小学校はクラブチーム、中高で野球部に所属した。高校卒業後は県内の社会人チームに所属し、選手として全国大会なども出場した。プロ野球の入団テストも受けるなど、挑戦を続けたが、野球選手の夢は実らなかった。「もう何もしたくない」と野球愛を封印。そんな時出会ったのが地元で父親がやっていたソフトボール。「おじさんのスポーツだ」と鼻で笑った。地域の人たちに誘われるがままソフトボールを始めた。

 ○…野球ボールより重く、大きいソフトボールの球。「速くて打てない。投げられない」と圧倒された。塁間も短いソフトボールは自身の動きの速さ、レベルの高さが求められる。「なんて面白いスポーツなんだ」と馬鹿にしていた自身を恥じた。小学生が所属するクラブチームは県内各所に存在する。しかし、中学生チームはなかった。「好きという気持ちを諦めてほしくない」。プロを諦めた自身の姿が重なり、自然と語気が強まる。「大人の事情で好きなことを続ける環境がないって、可哀想じゃないか」

 ○…やると決めたら一直線。県ソフトボール協会にも自ら売り込み、支援を得た。ソフトボールファンからは「温かい応援の言葉をもらって、力になっている」。現在は自営で建築業を営みながらチームの普及活動に精を出す。「いつか神奈川から全国大会に出場できるように、今は土台をつくりたい」と夢を描いている。

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