戻る

泉区 スポーツトップニュース

公開日:2018.11.15

領家中出身鎌学・児玉さん
県高校駅伝初Ⅴに貢献
別大会では新記録も樹立

  • 競技会で力走を見せる児玉さん(中央)

 県高等学校駅伝競走大会が11月4日、山北町丹沢湖周回コースで開催され、領家中学校出身の児玉真輝さんらをメンバーとする鎌倉学園が初優勝を飾った。

 鎌倉学園はこれまで県大会で準優勝13回。全国大会の舞台である「都大路」に、あと一歩のところで届かず涙を飲んできた。試合前、保田進監督は「序盤からペースを上げて走り切ろう」と13人の部員に言葉をかけた。

 出場した7人のうち、1、2年生が6人を占める同チーム。1区を任された2年の児玉さんは「スタートの直前は自分が良い流れをつくらなくてはと、今年一番緊張した」と振り返る。

 号砲が鳴ると監督の言葉通り積極的な走りを見せ、2位に49秒の差を付け、たすきをつないだ。2〜6区もトップを譲らず、最終7区のアンカーが、2位に49秒差を付けゴールした。

中3で長距離に転向

 児玉さんは、県高校駅伝の2週間前、横浜市内で行われた「日本体育大学長距離競技会」男子5000mで14分3秒21をマーク、県高校新記録を樹立している。児玉さんは「練習でも出たことがないタイム」で記録更新をした。

 児玉さんが陸上を始めたのは領家中学1年の時。当初は走り幅跳びの選手だったが、顧問の薦めで中学3年時に長距離走へ。持久力だけでなく戦略的なペース配分も求められる長距離走に魅力を感じ、陸上の強豪校・鎌倉学園に進学した。

 「戸塚区の自宅からは箱根駅伝のエース区間・2区のコースが見える。小さいころから選手たちの力走を直接見て『カッコいいな。いつか自分も』と思っていた」という。今後については「大学でも陸上を続け、箱根駅伝で活躍したい」と笑顔だ。

 鎌倉学園は11月18日に埼玉県での関東大会に出場した後、12月23日、京都市内で行われる全国大会に挑む。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

泉区 トップニュースの新着記事

泉区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS