神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

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泉区版 公開:2019年3月21日 エリアトップへ

区内の各種広報誌の編集で活躍する 宮田 貞夫さん 中田南在住 84歳

公開:2019年3月21日

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まなびと遊びの達人

 ○…この人に会いたいで人気の「中田かわら版」、区内ボランティアの今を伝える「泉区ボランティアネットワーク通信」。バックナンバーも含め、気を付けて見ていると、この人の記名記事であふれている。「細かすぎる」と思うほど、人や出来事について掘り下げた書きっぷりで、気づけばぐいぐい引き込まれる。「この町が好きだから、もっと知りたい、残したいという欲が原動力だね」とにこやか。

 ○…毎日新聞東京本社に入社し、毎日学生新聞の記者として定年まで勤めあげた。地域で取材に携わる現在も、昔と変わらないモットーは「読んでいる人に発見があること」。文字にするのにそう時間はかからないが、前段階の作業には時間をかける。何かの謎を解き明かすような調べ作業が大好物。今でも古書店で安く辞書を手に入れることができた日は「一日中気分が良い」というから、その探究心に衰えはない。

 ○…地域や学校における生涯学習推進の支援者として(財)社会通信教育協会から「まなびの達人・あそびの達人」として認定されている。歴史・郷土史・文化・運動・コーラスなど、とにかく活動の幅が広く、どの場面でも人に喜んでもらいたいという思いは一貫。そのために日々「知識」という名の小ネタ仕込みに余念がない。達人にかかれば、学びの場も遊びに、遊びの場も学びになり、人を飽きさせない―。

 ○…葛野小の校章制作者で、汲沢中の校歌作詞者でもある。加えて汲沢中には、氏の240冊にも及ぶ寄贈本コーナーまである。多才ぶりにも驚きだが、その他の地域活動の履歴を上げれば小欄が終わるほど。それらすべてを「地域の人々に育てられ、自分がある。それだけ」と当たり前のように言って片づけてしまう地域愛に脱帽だ。

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