区内在住の相澤幸子(ゆきこ)さんが公認審判員としてソフトボール競技の普及に尽力したとして、このほど(公財)日本ソフトボール協会から「終身審判員」の称号が与えられた。横浜市の女性としては初めて。
同協会が定める「公認審判員」の資格には、第1種・2種・3種がある。取得種別により担当できる大会が異なり、1種審判員になると、全国大会を担当することができる。
相澤さんはプレーヤーとしても活躍する一方、ある時、試合で出会った審判の進行・体力・判断力など、そのすべてに感銘を受け、憧れを抱いた。
1984年に3種を取得後、一歩ずつ段階を踏み96年に第1種審判員になった。1998年には、神奈川県で開かれた「かながわ・ゆめ国体」にも派遣されている。69歳となった現在も、ソフトボールへ注ぐエネルギーは衰えることなく、プレーヤーとしても審判員としても全力投球の日々だ。
こうした30年以上に渡る審判員としての活動と功績が認められ、今回の認定となった。
相澤さんは「常に正しいジャッジを心がけ、試合の度に一日を振り返ることの繰り返し。役員・協会・チーム、そして家族に支えられてやってこられたことに感謝しかない」と頭を下げる。泉区ソフトボール協会の理事長で、終身記録員でもある牧内伸二さんは「とても名誉なことで、心から祝福したい。引き続き、グラウンドで躍動してほしい」と、「終身」の称号授与を喜んだ。
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