10年以上に渡り、区内高齢者施設等で読み聞かせを中心とした活動を続けている「読み聞かせグループ・ひだまり」(仲井敏子代表)。活動は「きちんとしたモノを届ける」という会員間の意識が統一され、質の高いレクタイムに地域の要請も多い。このほど、新たに6期生の募集をしている。
区社協から区内施設等で対面朗読の要望が多いことを聞き、2007年に本格始動した「ひだまり」。現在施設担当制で、28人のメンバーが毎月のべ22カ所に出向いている。朗読はもちろん、手遊びやゲーム、漢字や四字熟語といった脳トレまで、場に合わせた出し物を選択し、30分〜1時間程度の楽しいレクタイムを届けている。
同種の区内ボラの中でも、その活動規模は有数。創立メンバーでもある原勢津子さんは「平均年齢は70代で会員もしっかり高齢化」と笑うが、磨かれた技術はむしろ円熟味が増す。マンネリ回避の手法を学び、考え続けることで「この人たちが待ち遠しい」と訪問先利用者の評判も上々だ。
できる範囲でを基本としながらも「求められるならば応えたい」と、このほど久々となる新会員(6期生)を募集。青山京子さん、永岡里美さんらメンバーは「いつも元気をもらうのは自分たち。会は活動歴に関係なく何事もみんなで決める方針で、風通しも抜群。一緒に活動してみませんか」と参加を呼びかけている。問合せは泉区ボランティアセンター【電話】045・802・2150。
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