相模鉄道(株)=西区北幸=が創立50周年事業の一環として1967年に制定した社歌。その楽曲を手掛けたのは、いま、NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)『エール』の主人公・古山裕一のモデルとして注目を集めている古関裕而氏だ。
同社によると63年に歌詞を社内で募集。優秀作品を選出し曲をつけようと計画したが、該当する作品がなく、結果として外部の専門家に依頼することに。
そこで作曲家として白羽の矢がたったのが、『オリンピック・マーチ』などをつくり広く知られていた古関裕而氏だった。作詞は美空ひばりが歌った『東京キッド』などを書いた藤浦洸氏が担当した。
楽曲は行進曲調で力強く、覚えやすいメロディー。制定当初、半透明のレコードのような「ソノシート」に収められて全社員に配布。制定から50年以上が経つ現在、同社では歌う機会はほとんどないという。
朝ドラにより、改めて古関氏にスポットが当たるなか、同社によると「ドラマ開始後はいくつかお問い合わせをいただいています」と注目度も増しているようだ。
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