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泉区 社会

公開日:2020.08.13

ケアプラザ新所長紹介
「地域とのつながり強く」
いずみ中央・山田実さん

  • 7月から着任した

 横浜市いずみ中央地域ケアプラザの所長が交替し、7月から山田実所長が着任した。就任の抱負や、地域の福祉・保健サービスを提供するケアプラザとしての取り組みなどを聞いた。

 ▽3月までは横浜市役所で高齢・障害支援課の課長として地域福祉畑を歩んできた。泉区の印象を「自然が豊かで人の結びつきが強い」と語る。地域とのふれあいを大事にしてきた鈴木前所長の想いをくみ「地域は顔と顔のつながりが一番。これまで築き上げた地域の皆様との良い関係を更に発展させていきたい」と力強く語る。

 ▽住み慣れた街で最後まで自分らしく暮らしていく―地域包括ケアシステムの拠点となるのが地域ケアプラザ。そのための生活支援として、居場所づくりや関係性づくり、地域のふれあいを使命に掲げる。一方で重くのしかかるのがコロナ禍での対応。「デイサービスも人数を減らしながらの実施。利用者に迷惑をかけることもあるが、ふれあいが難しい『新しい生活様式』の中で、どういう風にふれあい、支えあっていくかが一番の課題です」

 ▽その中でいずみ中央として以前から取り組んでいるのが、高齢者の移動の問題。地域の関係機関や福祉施設と共同でプロジェクトを立ち上げ、送迎車を用いた移動支援や外出時に役立つ福祉用具の体験会などを進めている。「足の便の良くない人も多いからこそ継続していきたい」とする。

 ▽市役所勤務時代は「事務で机の前にいるより外に出る方が好き」と地域の「居場所」や祭りに積極的に顔を出した。市役所勤務前は旧国鉄で車掌として働いていたことも。物腰柔らかな語り口は、街の福祉に寄り添う姿勢と重なる。

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