国際親善総合病院(西が岡)に8月7日、「丸亀製麺」のキッチンカーが派遣され、医療従事者に向けた無償の食事提供が行われた。この日は100食が用意され、職員たちは一息つきながら出来立ての味を楽しんだ。
これは最前線で新型コロナウイルス感染症と闘う医療従事者の支援を目的に、トリドールホールディングス(東京都渋谷区)が行っている取り組み。新型コロナウイルス陽性患者の受入れを行っている神奈川県内の医療機関に向け、自社ブランドの「丸亀製麺」のキッチンカーの派遣を5月からスタート。これまで合計11回、4病院に2250食を提供してきた。
この日提供されたのは、トラックの中で一から製麺されたぶっかけうどんと天ぷら。11時半の提供開始と共に、休憩中の職員たちがキッチンカーの前に続々と集まった。丸亀製麺のスタッフたちは「お疲れ様です、いつもありがとうございます」と一人ひとりに声をかけながら食事を手渡した。
感染予防対策のため、院内でゆっくりと食事や休憩をする環境が作りづらい状況にあったという同院。職員のひとりは「多忙でついつい疎かになりがちなので、温かい食事は本当に嬉しい」と話した。
キッチンカーの派遣は今後も県内の関係機関と連携をとりながら継続される予定。同社広報担当の逸見理紗子さんは「緊張感のある毎日のなかで、一瞬でもほっと一息ついて頂ければ嬉しい」と話した。
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