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泉区 スポーツ

公開日:2020.08.27

YSCCフットサル
横浜初 1部リーグに挑戦
泉区出身選手も

  • 開幕に向け意気込む菅原選手(左)と中野選手

  • 普段は市内のフットサル場で練習

 横浜市を本拠地とするFリーグクラブ、YSCCフットサル。2部リーグ(F2)で優勝を果たし、9月5日開幕の今シーズンから横浜初となる1部リーグ(F1)に挑戦する。フットサルは5対5で行うミニチュア版のサッカー。チームには泉区出身の2選手も在籍。開幕に向け練習を続けている。



 上飯田町出身、チーム最年長37歳の中野和也選手=人物風土記で紹介=はクラブが前身の大学サークルだったころからの生え抜き選手。強豪・日大藤沢高校サッカー部の出身で、フットサルでは派手さはないが玄人好みのプレーでチームを陰日向で支えてきた。



 中野選手よりも一回り以上年の離れた21歳の菅原健太選手は和泉中央北育ち。小学生時代は和泉FCでプレーし、現在は桐蔭横浜大学の4年生。大学のフットサル部に籍を置きながら出場できる特別指定登録で昨年秋からYSCCに加入した。攻守の切り替えと反転シュートが得意技の菅原選手は1部リーグでの戦いを前に「目標はチームの勝利に貢献することと、得点を挙げること」と力強く語った。



無敗で昇格



 YSCCは2011年より活動を開始し、13年に県1部で活動していた「ファンタースソールトラップ横浜」と合併。18年からは、同年に新設されたF2に加盟した。F2での1年目は首位と1勝差で終わり、優勝・昇格を逃した。



 ”絶っ対昇格‼”をスローガンに掲げた昨シーズンは12勝2分けの無敗で優勝、昇格が決定した。牛丼チェーン大手の吉野家が胸スポンサーにつくなど、コート外でも話題を提供している。



 F1に挑む今シーズンのスローガンは”飾らず、ひたむきに”。これには挑戦者として謙虚な姿勢を忘れずにという思いが込められている。



インターネットで全試合中継



 本拠地は先日開館した横浜武道館(中区)や平沼記念体育館(神奈川区)など。F1は12チームが参加し、9月5日に開幕。来年2月まで22試合を行う。9月と10月の試合はリモートマッチ(無観客試合)となるが、インターネットテレビのABEMAで全試合中継される。

 

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