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「今年も『住むなら泉区』」 深川区長インタビュー

社会

掲載号:2021年1月7日号

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職員への指針を説明する深川区長(取材は昨年12月)
職員への指針を説明する深川区長(取材は昨年12月)

 2021年の年頭にあたり、本紙は泉区の深川敦子区長にインタビューを行った。就任一年目でコロナ禍に直面した深川区長に、2020年の振り返りや今年の意気込みなどを聞いた。(聞き手/本紙・小宮浩義)

 --昨年4月に区長に就任されて9カ月が経ちました。泉区の印象はいかがですか。

 「着任早々に緊急事態宣言が発出されて、4・5月は在宅勤務もありました。地域の行事はほぼゼロで直接区民の皆さんと触れ合う機会は少なく、寂しい一年だったと思います。その一方で、泉区民の皆さんは温かかったり優しい方が本当に多くて、自分が住んでいる地域をとても愛しているという印象です。地域を皆で良くしようという思いも伝わってきますし、今年はぜひその後押しをしていきたいです。泉区は穏やかですし、水と緑の自然豊かな良い区。天王森泉公園など四季折々を感じられる施設があるのも良いところ。横浜のオアシスだと私は思っています」

 --2020年度の施策の状況はいかがでしょうか。

 「新型コロナウイルス感染症の影響で当初の予定がなかなかその通りできない中、職員の皆さんが創意工夫を凝らし、事業の形を変えながらも目的達成のために努力してくれています。開催中の『泉ふれあいシールラリー』もその一つ。障害者と学生ボランティアによる毎年のスポーツ大会が中止となる中で、区内で自主製品を販売している作業所や施設に足を運んでもらい、障害への理解を深めてもらおうと新たに生まれた事業です。区民の皆さんが参加できる事業になるなど、従来とは別の成果も見えました」

 --いっずんカレーなど、前年度同様に開催できた事業もありました。

 「区内商店街の参加店が独自のメニューを期間限定で提供するいっずんカレーは、商店街の皆さんと一緒に作る事業です。今は商店街も大変な時期です。来年度もぜひ協働をテーマにした事業を行い、後押しをしていければと考えています」

 --コロナ対応は都道府県の権限が大きい中、政令市の区役所として重要視していることは。

 「正しい情報をいかに適切に伝えていくかというのは、一番身近な行政機関として区役所の本当に大事な役割だと思っています。コロナ禍で運動不足に陥らないための注意点や新しい形での地域活動の方法などをテーマに、福祉保健センターが中心となって地域の各団体向けの講演会を20回以上行い、700人近い方に参加いただきました。他にもホームページ、地域紙など各広報媒体の強みを生かしつつ様々な場面で啓発を行い、区民からも『新しい知識が持てて良かった』等の声を頂きました。区役所として広報媒体をうまく使いながら、正しい情報をできるだけタイムリーに伝える必要性を特に感じた一年です」

 --2021年度に向けて意識していることは何でしょうか。

 「今年は『魅力向上・創出』『戦略的な情報発信』『新しい日常への挑戦』の3つの視点で各事業に取組み、『住むなら泉区』の実現を進めていきましょうと職員に伝えました」

 --3つの視点について、具体的に教えてください。

 「子育て支援も認知症予防も全ての事業は泉区の魅力の一つになることを各職員が感じて、自分たちの業務が泉区の魅力向上につながることを意識してほしいというのが『魅力向上・創出』。『戦略的な情報発信』については職員一人ひとりが泉区の広報媒体だと思ってもらい、積極的・タイムリー・伝わる広報を目指して取組んでいます。イベント型の事業や大勢の人を集める行事ができない新しい日常の中で、目的達成のために色々な手法を考えるのが『新しい日常への挑戦』。この3つの視点で『住むなら泉区』につながる事業をやっていきましょうと各課で取り組んでいるところです」

「地域と共に未来へ進む」

 --2021年度は第4期地域福祉保健計画の策定年度でもありますね。

 「地域福祉保健計画は地域の課題に対する行政や区民、地域団体の行動計画を5カ年ごとにまとめたものです。コロナの影響で地域活動がうまくいかない中で、地域で孤立してしまっている方たちもいます。第4期計画では『互いに支え助け合う!誰もが安心して暮らせるまち泉』をめざして、人と人、地域のつながりを実感できる地域づくりの取組みや地域支援体制を強化していきます」

 --22年度には相鉄・東急直通線の開通、23年度にはゆめが丘に大規模商業施設の開発が予定されています。今後に向けて期待する点は。

 「泉区の良さである水と緑の豊かさを活かしながら、新しい風が吹き込んで来ると思っています。ゆめが丘の大型集客施設も泉区の自然や農業を活かした施設にしたいと聞いていますので、多くの人に来ていただけるよう発信していきたいですし、より『住んでよかったな』と思ってもらえる区になると期待しています。また新線開通など、泉区にはポテンシャルがまだまだたくさんあります。地域や企業の皆さま、行政が一緒になって、明るい未来に向かって進んでいきたいですね」

 --区民の皆さまへメッセージをお願いします。

 「区民の皆さまにはまずはしっかりと感染予防をお願いいたします。健康第一を心がけてください。泉区は自然だけじゃなくて伝統文化や農業と、魅力がいっぱいある街。そのことはしっかり発信していきたいと思う一方で、区役所としてやるべき税や戸籍、福祉保健のサービスなどもしっかりと着実にやっていきます。今年の合言葉は『未来へ進もう!地域と共に』。地域の皆さんと一緒に明るい未来に向けて頑張っていきたいと思います。元気で明るい年になるといいですね」
 

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