いちょう団地出身でフットサルFリーグ1部(F1)YSCC横浜所属の中野和也選手(38)が今季限りでTOPチームから勇退することが2月10日、クラブ公式サイトで発表された。
中野選手は同チームの前身である「ファンタース/ソールトラップ横浜」の設立から現在までプレーしてきたレジェンド。県リーグから20年、昨年11月には37歳で国内最高峰リーグとなるF1デビューを果たした。今後はセカンドチームでの監督兼選手を務め、後進の育成に携わるという。
キャプテンマーク巻きピッチに
2月13日に行われたボルクバレット北九州戦では今季主将を務める北野聖夜選手ではなく、中野選手がキャプテンマークを巻いて出場。試合は0対1で勝利とはならなかったが、相手の攻撃陣を抑える献身的な守備でチームに貢献していた。
試合後に行われたセレモニーには中野選手の両親も登場し、花束を手渡した。中野選手はチーム立ち上げからこれまでに志半ばでこの世を去った2人の盟友にも思いを寄せつつ「色んな人たちに支えてもらって、今があります。本当にありがとうございました。F1では厳しい戦いを強いられていますが、最後までやり切ります。応援よろしくお願いします」とあいさつ。「背番号19」を受け継ぎ昨年9月に亡くなった元チームメイトの須釜純平さんの遺影を手に、記念撮影に臨んだ。
1部残留へ正念場
全12チームで戦うF1リーグ。最下位チームはF2リーグ1位との入れ替え戦に臨むことになっているが、YSCCは現在1試合を残して勝ち点8の最下位。コロナの影響でチームごとに試合消化数が異なり、11位ボアルース長野は2試合を残して勝ち点9。今季昇格組のYSCCは1部残留に向けた正念場に立たされている。リーグ最終節・エスポラーダ北海道戦は2月21日(日)に開催。試合はインターネットテレビのABEMA(https://abema.tv/)で生配信される。
泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|