1日単位で物販やワークショップ・ギャラリーなどに利用できるレンタルコミュニティスペース「弥生台TRY BOX」が2月27日、弥生台駅前の商業施設・相鉄ライフやよい台の2階にオープンした。
昨年7月までクリーニング店だった場所にオープンした広さ約10坪のこの施設。相鉄グループの(株)相鉄ビルマネジメントと、横浜市中区の設計事務所(株)オンデザインパートナーズが運営する。
両者は2019年、南万騎が原駅前に地域住民のチャレンジの場となる「みなまきTRY STAND」を開設。今回の施設も同様のコンセプトで運営され、住民や地域で活動したい人たちが1日5千円の使用料でブースを開くことができる。
数カ月おきに「オーナー」と呼ばれる優先利用者を募集。オーナーが使用しない時間帯はオンラインシェアサービス「ショップカウンター」からオーナー外でも利用が可能だ。
オンデザインパートナーズの西大條晶子さんは「みなまきの施設ではハンドメイドの物販や包丁研ぎ、書店などの出店が人気でした。弥生台の施設は学生の発表の場などにも使ってもらえたら」と期待する。相鉄ビルマネジメントの山北奈穂子さんは「地域の中で商売を始めたい人に利用してもらい、ゆくゆくは実店舗出店にも繋げられれば」と語る。
オープン初日からの2日間は「オープニング見本市」と題して、南万騎が原の施設に出店している人たちによるワークショップや物販が行われ、通りかかった人たちが興味津々に中をのぞいていた。粘土でドーナツを作るワークショップを開いた菅沼敦さんは「ふらっと立ち寄れる場所になれば」と話した。
出店の問合せは【メール】info@ondesign.co.jpへ。
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