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末期がんと闘いながら画業60周年記念個展を開く 坂本 光毅(こうき)さん 中田北在住 78歳

掲載号:2021年4月1日号

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画家として生き切る

 ○…画家人生60年を記念して、これまで生み出した渾身の作品を披露する今回の個展。仏教における聖域や理想の世界をテーマにしたものから、自身の鉛筆やパレットといった身近なものを題材にした作品など、30点が展示予定だ。会期に合わせて会場で配布する画集も制作した。「すべてが私の生きた証。誰かに勇気を与えられるような、そんな展示になれば」と力を込める。

 ○…昨年夏、突然受けた末期がんの宣告。一時期はベッドから起き上がるのも困難な状態に。それでも「ここで終わりたくない」と今回の個展の開催を決意。抗がん剤治療の傍ら、2週間で12枚という家族も心配するほどの驚異的なスピードで絵を描き上げた。現在は体調も落ち着いている。「絵を描くことは美の追求。決して掴めないけど最後まで生き切って、追い求めたいんです」

 ○…東京都世田谷区生まれ。自身が小学生の頃、実家に下宿していた芸術家との出逢いが画家の道に進むきっかけとなり、美術学校に進学。卒業後は浮き輪など玩具のデザインや、商品のパッケージ、広告のグラフィックに携わること15年。「やはり自分の絵をひたすら描きたい」とその後は画業一本に専念してきた。泉区に移り住んで50年以上。中田周辺ののどかな景色から着想を得た作品もある。

 ○…1日の大半を過ごすのは約10畳のアトリエ。本棚やランプなど選び抜かれた家具にはこだわりとセンスが光る。気に入らない作品は躊躇なく破り捨てるといい、一番の支えであり理解者である家族からは「良く描けているのに」と残念がられることもしばしば。「違うと感じたものは部屋に置いておきたくないんですよ」と笑うその瞳の奥に絵描きとしての強い信念が燃えていた。

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