横浜市いずみ野地域ケアプラザの新所長に4月から就任した 村上 明美さん 和泉町在勤 52歳
生活に役立つケアプラに
○…「いつまでも ずっと元気で みんなが のぞむ安心して暮らせる街づくり」。いずみ野の各文字を取ったスローガンに向かって頑張りたいと新所長就任の抱負を語る。地域ケアプラザには地域包括支援センター、地域交流、居宅介護支援の役割もある。「若いママに向けたベビーマッサージ教室なども行っている。赤ちゃんから高齢者まで、生活にケアプラザを役立ててもらいたい」とほほ笑む。
○…いずみ野に拠点ができる前は、いずみ中央地域ケアプラザの職員としていずみ野地域も担当していた。印象に残るのが、地域住民や区役所とともに立ち上げた「いずみ野会」。通院時の送迎ボランティアの仕組みをスタートさせた。「地域の方々に支えられる中で、逆に自分に何ができるかというのが仕事のモチベーションになった。この経験が本当に大きかった」と振り返る。現在も「おでかけ手伝い隊」と名称を変え、車いすや付き添いでの移動支援活動を行っている。
○…福祉の世界に飛び込んだきっかけは弟の病気。介護のためにヘルパー1級の資格を取得した。弟の状態も落ち着き介護にめどがついたときに目にしたのが、いずみ野などの地域ケアプラザを指定管理する横浜市福祉サービス協会の求人。「介護の世界で働いてみよう」と2000年に入職した。いずみ中央地域ケアプラザで働く中で「地域のために医療の知識を学びたい」と一度退職。3年間看護専門学校に通い、看護師資格を取得した。
○…実は5年前のいずみ野地域ケアプラザ開所時には式典の司会を担当。「すごく緊張したのを覚えています」と笑う。以前は銀行員や建築設計事務所の設計ソフトオペレーターとして働いていた顔も持つ。
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