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泉区版 公開:2021年7月8日 エリアトップへ

ゆめが丘にキャンプ場 「泉区の豊かな自然感じて」

社会

公開:2021年7月8日

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手作りのかまどを紹介する美濃口さん
手作りのかまどを紹介する美濃口さん

 下飯田町在住の美濃口俊雄さん(73)が相鉄ゆめが丘駅そばに区内初となるキャンプ場をオープンさせた。「泉区にはまだこんなにも豊かな自然があることを知ってもらえれば」と期待を込める。

 青々と茂った森の中に、こんこんと流れる清らかな湧水。「訪れた人たちが『横浜じゃないみたい』と口を揃える度に嬉しい気持ちになります」とにこやかに話すのは、同所を立ち上げた美濃口さん。相鉄ゆめが丘駅徒歩5分の山中に、このほど「自然館泉ベリーキャンプ場」をオープンさせた。

 下飯田町で生まれ育ち、農家として野菜や果物の生産をしながら、約30年前から農産物の直売所を経営している美濃口さん。現在再開発が進むゆめが丘地区の移り変わりも長年見守ってきた。「新しく生まれ変わるまちだからこそ、昔ながらの景色も伝えていきたい」と考えていた矢先、地域住民で管理してきた約7ヘクタールの土地が開発予定地から外れることが決まった。

 「この土地で何かできないか」と約3年前にキャンプ場のオープンを決意。自然そのままの姿を残すことを意識しながら、芝刈りや花の植栽、キャンプスペースの整備を行ってきた。かまどや水場も全て手作りだ。「地元の方はもちろん、状況が落ち着いたら沢山の人に来てもらえるような場所にしたい」と力を込める。

 現在はコロナ禍のため規模を縮小して運営中。キャンプ場はスペースが大中小の20区画に区切られ、規模や用途に合わせて選ぶシステム。テントやキャンプ道具は各自持ち込み制。今後はブルーベリーなどの果物狩りも一緒に楽しむことができるようになるという。キャンプ場に関する問い合わせは美濃口さん【携帯電話】080・6710・3297。
 

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