泉区内の地域ケアプラザ(ケアプラ)で子どもたちの学習環境支援の動きが広がっている。新たにいずみ中央ケアプラが今年から夏休み期間中、自習室として施設開放を行う。
いずみ中央ケアプラではもともと夏休み期間、子ども向けのラジオ体操会や科学実験教室などを開催していた。しかし今年は密を避ける観点からこれらの開催を断念。その代わりとして、夏休み中の勉強場所として施設の貸室を開放することを考えた。
実施するのは8月の毎週月曜日(30日は除く)と、27日の学校再開直前となる24・25日。各日とも午前10時〜正午、午後1時〜3時の2コマ実施する。各回定員7人で、利用時は壁に向かって着席してもらうことで対面を避ける。小学生を中心に学生全般が対象。
担当の小川真希さんは「家では色々な誘惑があり、気が散ってなかなか宿題が片付かないという事もありがち。図書館で勉強するイメージで安心して使ってほしい」と利用を呼びかける。
申込みは7月26日から電話(【電話】045・805・1700)で受付。先着順。
他施設でも
上飯田ケアプラでは昨年、同様の取り組みを実施(今年は休止)。下和泉ケアプラでは昨年8月中旬に学習用として地域のボランティアが常駐するかたちで部屋を開放。11月からは「しもずく広場」として毎週土曜日に子どもたちの居場所を設け、学習指導やレクリエーションなどを行っている。
このほか、区内で子どもたちの居場所づくりの活動を行っている「かけはし」では区内のケアプラでサロンを定期的に開いている。
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