農業経営や地域活動に積極的に関わっている女性農業者を支援する横浜市独自の制度「よこはま・ゆめ・ファーマー」。26期となる今年は区内で農業を営む森由美子さんら3人が認定を受けた。
森さんは区内3カ所の畑を一人で管理しながら、トマトやナスなど年間約100品種以上の野菜を育てる農家だ。100%無農薬にこだわり「より新鮮なものを食べて欲しい」と区内の小売店や直売を中心に出荷している。
一念発起
実家が農業を営んでいたため、幼少期から常に「農」が身近だったという森さん。自然と野菜づくりに興味をもち、実家を出てからは家庭菜園を楽しんでいた。その後、新規就農を目指し、長年務めていたIT企業を退職。県の農業アカデミーに通った後、2017年末から泉区内に農園を借り、農業に本格的に従事している。
より品質の良い野菜をつくるため日々模索中。力仕事も多いなか畑仕事や設備の管理をサポートしてくれる夫の存在に支えられているといい「いつも温かく見守ってくれています」と微笑む。
今回の認定を受けて、まず目標とするのが販路の拡大。「まだまだ農家としては半人前。皆さんに認められるような『本物』の農家になりたい」と意気込んだ。
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