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泉区 社会

公開日:2022.02.03

グリーンハイムいずみ野A地区
災害時仮設トイレ導入
下水直結式で5基

  • 住民らにお披露目された

 いずみ野駅そばの団地・グリーンハイムいずみ野A地区で進められてきた、いわゆる「マンホールトイレ」と呼ばれる下水直結式の災害用仮設トイレの導入が完了し、1月29日から2月1日まで住民らにお披露目された。

 A地区の集会所や防災倉庫に隣接するスペースを活用。下水管につながる貯留槽に直結するマンホールが5つ設置され、その上に仮設トイレを置くことで排泄物を直接下水道に流すことができる。女性や車いすなど要配慮者の利用を想定しており、1台は介助者用のベンチや車いすスペースなどが用意されている。水洗用の1千リットルタンクが用意され、約3千回の利用が可能。災害時にホッとできるようなコミュニティスペースも確保している。

 同地区自治会および管理組合が6年前から設置に向けて準備を進めてきた。仮設屋根には接合部に目印をつけ、設営がしやすい工夫がされている。同地区自治会で仮設トイレ運用担当の木下祐司さんは「ハードは整ったので、今後は実際の災害時にスムーズに運用できるようにしたい」と話した。年2回の防災訓練時に設営を行うという。

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