横浜市はこのほど、5年に一度の農林業統計調査「農林業センサス」2020年版における横浜市分の結果をまとめた報告書「令和2年横浜市の農業」を公表した。
農林業センサスは農林水産省の所管で1950年から全国で行われている。報告書によると横浜市内の総農家数は3056戸。2015年の前回調査と比べて395戸の減少となった。経営耕地面積も1675haと前回調査より1割近く減っている。また、普段仕事として自営農業に従事している者を指す基幹的農業従事者の65歳以上の割合は57・6%を占め、前回調査から3ポイント上昇した。
区別のデータでは、泉区の農家数は355戸と都筑区(421戸)、青葉区(392戸)に次いで3番目の多さ。泉区は販売農家(経営耕地面積が30a以上もしくは1年間の総販売額が50万円以上の農家)が36戸減少。対して販売農家の規模よりも小さな自給的農家では16戸増えている。
経営耕地面積では泉区が247haと他区に50ha近い差をつけて市内トップ。統計調査からも市内有数の農業区であることが位置付けられた。詳しい内容は横浜市のホームページ(https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/yokohamashi/tokei-chosa/portal/kekka/noringyo/nocen2020.html)から見ることができる。
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