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泉区 トップニュース教育

公開日:2022.03.10

新橋小6年1組
弥生台駅に「恩返し」
構内音声や案内マップで

  • ポスターを貼り終えて拍手する児童たち

  • こちらから児童の構内音声が聴けます

 卒業を控える新橋小学校6年1組の児童たちが、通学路にもなっている相鉄いずみ野線弥生台駅への感謝の気持ちを表そうと、駅周辺のスポットを紹介するポスター制作や駅利用者へのアナウンスに挑戦した。構内音声の放送やポスター掲示は3月31日まで実施されている。

 これは同クラスが総合学習の一環として取り組んだもの。弥生台駅を含む同路線いずみ野管区の漆畑正樹駅長が協力し、年明けから児童たちと共にアイデアを話し合ってきた。

 その結果、駅構内での安全・マナーなどの啓発放送と、児童が考える駅周辺のおすすめスポットをポスターで紹介することに。

 構内アナウンスは全部で8パターン。ながらスマホへの注意やエスカレーターの利用マナーの啓発といった内容のほか「たまには休んで、すっきりリフレッシュしましょう」など駅利用者への応援メッセージも入っている。各パターンとも児童が文章を考え、声の大きさや聞き取りやすい早さなどを意識しながら校内で録音した。15分おきにホームを除く駅構内で放送されている。

 ポスターは駅周辺の地図を中心に、近くの飲食店や駅の名物でもある桜の観賞スポットなどを紹介。児童が各店舗に連絡を取り、インタビューや写真提供を依頼して作成した。

 3月3日には児童たちが駅を訪れ、作成したポスターを改札前のスペースに掲示した。児童のひとりは「大池公園に遊びに行く時などに弥生台駅を使っているので、駅への感謝の気持ちでポスターを作りました。弥生台に魅力があることを知ってほしいです」と話した。

 漆畑駅長は「相鉄としても他に例がない取り組み。駅の雰囲気もいつもと違う感じになりました」と印象を語った。

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