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泉区 社会

公開日:2022.03.17

弥生台駅北口自転車駐車場
事業予定者 相鉄不動産に
地域貢献施設等を併設

  • 相鉄不動産(株)による完成イメージパース=横浜市提供

 横浜市が活用事業者を公募していた弥生台駅北口自転車駐車場の事業予定者が相鉄不動産株式会社=本社・横浜市西区=に決定した。

 公募は公共的な自転車駐車機能を維持したまま土地の活用を図ることを目的に、市が昨年10月に行ったもの。土地自体の売却ではなく、定期借地(50年)としての貸付で、自転車駐車機能に加え、子育て支援施設、多世代交流施設、商業施設のいずれかの設置や、地域防災および地球温暖化対策のための施設・設備の設置などを条件としていた。

 選定委員会の審査を経て事業予定者となった相鉄不動産(株)は、自転車130台、バイク130台、シェアサイクル5台の駐輪場と、地上6階の共同住宅(賃貸52戸)、延床面積110平方メートルの地域貢献施設としての活用を提案。シェアサイクルの導入が同駅北口エリアの活性化に寄与することや、共同住宅の住戸数を抑えて周辺環境との調和を意識したことなどが評価された。地域貢献施設の概要は今後の申請手続きを踏まえて決定するとしている。

 貸付価格は月63万126円。今年3月31日に契約を結び、竣工予定は2023年12月となっている。

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