山梨県甲府市で6月18日、19日に開催される「第37回全国選抜ゲートボール大会」に泉区で活動する男子チーム「泉中田」が出場する。昨年春に結成したばかりだが、9月に藤沢市で行われた県予選で優勝し、出場権を獲得。全国大会初出場ながら目標は大きく「優勝」の二文字を掲げる。
ゲートボールは5人1組、2チーム対抗で行う競技。1試合30分の間にスティックで球を打ち、3つのゲートを通過させ、ゴールポールに当てて総合得点を競う。
「泉中田」のメンバーは北口博一さん(82)、角田英三さん(79)、栗原元幸さん(79)、山口裕一郎さん(81)、東本上さん(80)、佐藤康一さん(73)。中田地区に6つあるゲートボール同好会に所属しているメンバーの中から同チームの監督を務める北口さんが実力のあるメンバーを選抜し、昨春に結成した。
平日はそれぞれの所属チームで練習を重ね、土日は深谷通信隊グラウンドで「泉中田」の練習に励む。「他人の失敗に口を出すと喧嘩になるから土日は飲酒禁止」と北口さん。血液型もバラバラで個性豊かなメンバーを、チームの和を第一に考えてまとめている。
全員が競技歴15年以上だが、全国大会経験者はゼロ。それでも県予選で光ったロングショットの正確さなどを武器に「1勝でも多く勝ちたい。目標は優勝」と力強い。
練習は土、試合は芝
全国大会は各コートで4チーム総当たりのリーグ戦を行い、1位チームがトーナメント戦に駒を進める。日ごろ練習相手を務める女子チームは「日を追うごとに和気あいあいと良い雰囲気になっている。まずはリーグ戦1位を目指して」とエールを送る。普段は土のグラウンドで練習しているが試合会場は天然芝。「行ってみないと分からない」としつつも、それぞれが持つ経験と技術力で勝算はある。大会まで1カ月―。初舞台に胸を躍らせ練習に励む。
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