領家中学校で5月9日から13日まで、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナを支援するための募金活動が行われた。
学校をより良くするためのアイデアなどを募る校内の意見箱に生徒から「ウクライナのために何かをしたい」と意見が寄せられたことから、生徒会が話し合い、募金活動の実施を決めたという。同校では伝統的に毎年1月に募金活動を行い、ユニセフへ寄付している。「募金が生徒に根付いているので、多くの人が参加してくれるのではと考えた」と生徒会長の伊藤彩花さん(3年)。
登校時間と昼休みに校内の各フロアに生徒会のメンバー7人が募金箱を持って立ったほか、各教室を回って協力を呼びかけると、多くの募金が集まった。校内の自販機で飲料を買った釣銭を入れる生徒や家族からお金を集めてきた生徒などもおり、「初日から千円札を入れてくれた人もいた」という。
伊藤さんは「自分たちは何不自由なく過ごしているのに、ウクライナの同世代の人たちはとても辛い日々を送っていて毎日ニュースを見て悲しい気持ちになる。少しでも支援できれば」と話し、「ウクライナのための募金にご協力をお願いします」と大きな声で呼びかけていた。
期間中に集まった総額は7万7680円。「人道支援に使ってもらいたい」と、ウクライナや周辺国に避難する子どもたちを支援するユニセフの緊急募金に近日中に寄付する。
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