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泉区 教育

公開日:2022.09.29

「横断歩道は手をあげて」
機運高め、事故撲滅へ

 「秋の全国交通安全運動」初日の9月21日、泉警察署は区内の全小学校に警察官らを配置し、横断歩道を渡る際には手をしっかりあげて渡るよう、児童に指導した。

 泉区内で起きた交通事故のうち、今年は横断歩道での割合が増加している。これを受け、泉署は「手をあげて横断歩道を渡る機運を泉区全体で高めたい」とまず、小中学校に協力を要請した。

 今年4月に開校した小中一貫の緑園義務教育学校では21日、正門前に泉署員や深川敦子区長、野口弘之校長、交通安全協会のメンバーらが立ち、信号のない横断歩道を渡って登校してくる児童や生徒に手をあげて渡るよう呼びかけると、子どもたちも元気に応じていた=写真。

 甲斐次幸署長は「信号の有無にかかわらず、大人も子どもも左右を確認し、しっかりと手をあげてドライバーに歩道を渡る意思を示すことが大切。横断歩道上での事故撲滅を目指し、歩行者妨害の取り締まりも強化していくので、ご理解とご協力を」と話した。

 秋の全国交通安全運動は30日まで。30日は「交通死亡事故死ゼロを目指す日」にもなっている。

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