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公開日:2022.10.06
緑園高校軽音楽部
関東甲信越大会に初挑戦
「応援される部活」目標に
県立横浜緑園高校の軽音楽部が10月9日(日)、都内で行われる高校生バンドの祭典「スニーカーエイジ第8回関東甲信越地区グランプリ大会」に初出場する。同部顧問の小松久子教諭は「学校からも地域からも応援される軽音楽部を目指して取り組んでもらいたい」と期待を込める。
スニーカーエイジは関西地区では40年以上にわたり開催されている大会で、2016年から関東甲信越地区大会も行われるようになった。昨年から全国大会も開かれ、今回の地区大会上位3校が全国に駒を進める。
関東甲信越地区大会の予選は動画審査で行われ、1都9県から50校がエントリー。うち20校がグランプリ大会に出場する。横浜緑園高校の軽音楽部は初出場ながら、グランプリ大会への出場権を手にした。
「経験で自信を」
「こんな大会があるけど、出場してみない?部活として賞状を狙ってみようよ」。大会出場のきっかけは小松教諭の呼びかけだった。小松教諭は軽音楽部の強豪・県立厚木高で指導実績があり、今春から緑園高軽音楽部の顧問に。これまで大会などへの出場はなかった同部だけに「認められるという経験を通じて、自信につなげてほしい」との思いがあったという。
出場するのは同部のバンド「Arzt(アーズスト)サイダー」に3人が加わり、9人体制の「なかよしこよし」。披露する楽曲は人気バンド「Mrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)」の『青と夏』で、アップテンポな曲調に合わせ、動画審査でも楽しそうな演奏を心がけたという。
バンドのリーダーを務める原口昊大さん(2年/ボーカル)は「大会を目標にして、個人個人の日頃の練習の意識も変わった」と明かす。部長の矢口莉人さん(2年/ベース)は「披露する場があまりない中、県外まで音楽が届くのを楽しみたい。学校の名前も広められたら」と語った。
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