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公開日:2022.12.01
中田第五公園
親子遊びの活動が100回
ボランティアが支援続け
中田第五公園で月に1回、親子が安心して外で遊べる場を提供しようと支援を続けてきた「公園遊びボランティアの会」の活動が11月25日に100回目を迎えた。未就園の乳幼児たちは手作りの木製遊具などで遊び、また母親らにとっても交流の場となっている。
公園遊びボランティアの活動は区内各地でも広まりを見せているが、区役所の担当者によると「毎月1回の活動を続けているのは中田第五くらいでは」という。
中田第五公園では毎月第4金曜の午前10時から11時30分ごろまで活動。木製の乗り物のおもちゃや紙芝居などが用意され、100回記念と題したこの日も、20組以上の親子が思い思いに公園で過ごしていた。ボランティアの会のメンバーは10人ほどで、民生委員児童委員やその経験者に加え、和泉保育園から保育士も参加している。
もともと親子で遊びに来ていたというスタッフの工藤彩さんは「川崎から引っ越してきて、土地勘もなく知り合いもいなかった。みなさんのおかげで公園デビューのハードルがぐっと下がった」と振り返る。また「初めての子育てで不安が多い中、気軽に保育士さんに相談できたのにも助けられた」と思いを明かす。
「虐待を起こさぬよう」
2010年に同会を発足し、代表を務める高橋文治郎さんは「ニュースを見て、児童虐待を地域で起こさないためにと考えたのがきっかけ」と語る。「雨天の時以外は決まった時に開催している。そうすることで親子がいつでも来られる場になるので、今後も続けたい」と力を込める。
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