戻る

泉区 教育

公開日:2022.12.08

緑園学園
本物の文化や芸術に触れ
いずみ吟詠会らが授業

  • 詩吟を披露する生徒たち

 義務教育学校の緑園学園で11月28日、後期課程(7〜9年生)の生徒をを対象にした選択授業の一環で、いずみ吟詠会の会員が「詩吟」の授業を実施した。

 これは同校のカリキュラム「表現・未来デザイン科」の一環で、学年の垣根を超えて生徒がフラダンスや演劇などさまざまな文化・芸術などにふれるというもの。詩吟の授業は23人の生徒が受講し、今年9月から漢詩や和歌、俳句などを題材に詩吟についての理解を深めてきた。

 最終回となったこの日は、授業で取り上げた作品の中から生徒一人ひとりが選んで詩吟を披露する場面もあった。芭蕉の俳句「古池や」、細川頼之の漢詩「海南行」などを手探りながら堂々と発表する姿に、同会の杉山岳雄会長は「さすが若者たちは覚えが早くて感心する」と称えた。

 授業に参加した9年生は「難しかったし緊張もしたけど楽しかった。作品ごとに時代背景があるのも面白かった」と感想を話した。

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS