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泉区 経済

公開日:2022.12.22

「赤レンガ倉庫」が新装開店
全国初や新業態など66店

  • オープン時には社員や各店の店長らが両サイドに並び拍手で来場者を迎えた

 大規模改修工事のため今年5月から休館していた中区の横浜赤レンガ倉庫1・2号館が12月6日、リニューアルオープンした。地元横浜企業の全国初出店や新業態など新規25店を含む、全66店がそろった。

◇   ◇

 コンセプトは横浜赤レンガ倉庫が横浜と世界、日常と非日常、過去と未来をつなぐ扉になるよう「BRAND NEW”GATE”」を掲げた。横浜・神奈川の企業の出店にも力を入れ、全国初となるタカナシフードのミルクスイーツ専門店や野毛のスペイン料理店・カサデルリオのパエリア専門店、かをり=中区=の新ブランド洋菓子店など飲食・雑貨20店が地元ゆかりとなっている。

商業施設として20年

 赤レンガ倉庫は国の保税倉庫として1911年に2号館、13年に1号館が竣工。2002年から文化・商業施設としてオープンした。

 当初は21年にリニューアル予定だったが、コロナ禍で1年延期に。開業20周年に合わせて今年5月から休館し、設備メンテナンスや空調機の入れ替えのほか、館内の各種サイン、テラス席エリアの拡大など共用部も刷新した。

 オープン初日の記念セレモニーには各店舗の店長ら約70人が出席し、来場者を出迎えた。横浜赤レンガの五十嵐光晴社長はあいさつで「時間がかかった分、お客様により満足いただけるベストな状態で迎えられた。テナント一丸となって新生赤レンガや横浜を盛り上げていきたい」と話した。

クリスマスに合わせ企画も

 この日はフリーアナウンサーの内田恭子さんをゲストに招き、プロジェクションマッピングの点灯式も実施。クリスマスまでの日数を数える「アドベントカレンダー」をテーマにしたもので、全長約140mにおよぶ2号館の2、3階の外壁を使って12月25日(日)までの間、クリスマスソングにあわせて毎晩1つずつ窓が開くストーリーが映し出される。

 上映時間は午後5時15分〜9時45分の毎時15分と45分、各回2分程度。

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