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公開日:2023.02.16
国際園芸博覧会
公式ロゴの最優秀賞決定
バラをイメージした作品
2027年に予定されている国際園芸博覧会の開催1500日前イベントが2月8日に都内であり、公式ロゴマークの最優秀賞が発表された。応募1204点から選ばれたのは喜多祐子さん(岐阜県)の作品で、横浜市の花「バラ」に見えるようデザインしたという。喜多さんは「楽しみにしている一人として、関わることができて幸せ」と喜んだ。
(公社)2027年国際園芸博覧会協会が昨年10月から11月にかけて一般公募した公式ロゴマーク。有識者らが8日に最終選考を行い、最優秀賞が決定した。
喜多さんによると、作品は宙に舞う花びらや木の葉を連想させるパーツを組み合わせたもので、人間が緑から受ける安らぎや爽やかな大気を表現したという。バラをイメージさせるデザインで、受賞のあいさつでは「緑を愛する気持ちは昔も今も、そしてこの先の未来でも変わらない人の心です」と作品に込めた想いを話した。
選考委員会の田中一雄委員長は「未来への可能性を感じさせる作品。長く歴史に残り、親しまれ、愛されることを願っています」と期待を寄せた。作品は今後、微調整の上で国際園芸家協会と博覧会国際事務局に申請。承認を得た後に公式ロゴマークとして正式決定される。
略称と推進組織も発表
この日は園芸博の正式略称「GREEN×EXPO 2027」も発表された。また開催に向けた取り組みを推進する「GREEN×EXPOラボ(創生組織)」も発足。「愛・地球博」の会場演出総合プロデューサーを務めた涌井史郎さんをチェアパーソンとし、建築家の隈研吾さん、写真家や映画監督として活躍する蜷川実花さんなどが名を連ねた。
市内出身者でもある隈さんは、大都市でありながら自然豊かなところが横浜の魅力だとして、「上瀬谷はそれを象徴するような場所。自分を育ててくれた横浜の緑に恩返しをしたい」と意気込みを語った。
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