泉区 文化
公開日:2023.02.23
「食べられる景観」で交流を
千葉大・江口さんが講演
泉区役所で2月10日、いずみ区民活動支援センター主催の講座「広げよう『花と緑と野菜』の輪」が開かれ、20人以上が参加した。
講座では千葉大学予防医学センター特任研究員の江口亜維子さんが登壇。「人とひと 人とみどりをつなぐ食べられる景観づくり」と題して、各地の事例や取り組みを紹介した。
講演では「植栽のほとんどを食べられるものにする考え方は実は昔からあるもので、日本でも奈良時代に例がある」と解説。江口さんは千葉県内などでプロジェクト「エディブルウェイ(=食べられる道)」にも取り組んでおり、地域コミュニティでの導入事例などについても語った。
「沿道などでのあいさつや、収穫したものを使ったさまざまなコミュニケーションにもつながる」と江口さん。参加者から導入方法について質問を受けると「まずは近所で3軒ぐらいから。同じプランターなどで始めてみると、少しずつ輪が広まるかも」と応えた。
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