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公開日:2023.03.23
領家中吹奏楽部
世代超えた定演「盛大に」
泉公会堂で3月31日
領家中学校吹奏楽部が3月31日(金)、泉公会堂で定期演奏会を開く。今回の定演には部員のほかに、同部のOB・OGらを中心として結成された「星降る(FULL)春の吹奏楽団」も出演。泉区内の中学校吹奏楽部で14年間顧問を務めてきた休石(やすみいし)洋孝教諭=今号人物風土記で紹介=は「世代も越えて音楽でつながり、コロナで定演ができなかった世代の節目にもなれば」と思いを語る。
領家中吹奏楽部の顧問を8年間務める休石教諭は、前任校の中和田中でも6年間吹奏楽部を指導。昨年の夏頃に卒業生から「領家中吹奏楽部の卒業生で楽団を作りたい」との声が上がったという。
これまで部の練習をサポートしていた休石教諭の元教え子(中和田中卒業生)らも加わる形で「星降る(FULL)春の吹奏楽団」が結成され、今回の定演を共に盛り上げることに。週に1回、領家中に集まって練習を続けてきた。
部員50人に対し、OB・OGの楽団は総勢80人。それぞれの演奏と合同演奏曲があるほか、プロジェクションマッピングなどの演出でも盛り上げる。演出を担当し、現在は作曲家として活動する朝乃孤月さん(23歳)は「生まれ育った場所に恩返しができたら。現役の子たちの思い出に残る定演にしてあげたい」と話す。
休石教諭は「グレード5という難易度の高い曲にも挑戦する。現役の子も卒業生も、関係者にも感動して頂ける盛大なコンサートにできたら」と思いを語る。
姉妹の共演「楽しみ」
同部部長の小藤田彩夏さん(2年/パーカッション)は4歳上の姉・千春さんに憧れて吹奏楽部に入部したという。「一緒に演奏できる機会なんて考えてもいなかったので楽しみ」と笑顔で語る。
姉の千春さんは「演奏会に向けた日々はコロナ禍に奪われたものを取り戻させてくれた。こんな経験、人生でもうないと思う」と感謝の思いを語った。
OB・OGの代表を務める猿田愛那さん(19歳)は「それぞれバラバラの道を進んでいるけど、吹奏楽が好きという思いでまた集まれた。繋がりの素晴らしさを感じながら、在校生のみなさんと共に楽しく演奏します」と意気込みを語る。
演奏会は3月31日午後6時開演(30分前開場)。入場無料。
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