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泉区 スポーツ

公開日:2023.04.27

横浜隼人高女子野球部
春の全国大会でベスト4
目標は夏の甲子園で連覇

  • 春の全国大会に出場した選手たち=同校グラウンドで4月7日撮影

 横浜隼人高校女子野球部(田村知佳監督)が第24回全国高等学校女子硬式野球選抜大会(3月23日〜4月2日/埼玉県加須市ほか)に出場し、全国ベスト4に輝いた。同校が選抜大会でベスト4になったのは6年ぶり2度目。

 昨年8月に行われた夏の全国大会で初優勝した同校。3年生が卒業し新チームで挑んだ春の全国大会でベスト4の成績を残すも、「まだまだ勝ち進めるチーム力がない。野球技術だけでなく、互いに信頼するなどして精神面で向上しないといけない」と野口紗菜捕手(3年)は話す。

 今大会では惺山(せいざん)高(山形)、秀明八千代高(千葉)、高知中央高(高知)、神村学園高(鹿児島)と対戦し、それぞれ12対3、6対2、6対5、5対4と勝ち進んだ。準決勝は優勝候補の神戸弘陵学園高(兵庫)に0対6で敗れ、新チームでの全国制覇はならなかった。

 野口捕手は大会を振り返り「チーム内でコミュニケーションが足りないことを再認識した。学年の壁を無くし、同級生でも下級生、上級生でも野球のことで意見を言い合えるチームにし、夏の大会で日本一になれるようにリスタートしたい」と言葉に力が入る。

 1番打者としてチームに勢いを付ける加藤絢子選手(2年)は「今回の結果を夏の大会につなげたい。新1年生も入り、『言いたいことが言い合える』チームメイトとして信頼関係を築き、日本一を目指す」とコメント。

 田村監督は「戦う準備が出来ていなかったということ。単に力不足。大きな大会の場で全国の強豪と対戦し、自分たちの足りないことがはっきりわかったと思う。チームとして成長できるようにしていきたい」と選手たちを鼓舞した。

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