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公開日:2023.05.18

テアトルフォンテ
グランドピアノを刷新
コンサートでお披露目

  • 新たに導入されたピアノを試奏する碓井さん

 泉区民文化センターテアトルフォンテのメインホールで開館以来30年間使用されてきたグランドピアノがこのほど更新され、新たにヤマハの最高峰とされる「CFX」(約2000万円)が導入された。5月13日にはピアニストの碓井俊樹さんのリサイタルで初お披露目された。

◇    ◇

ヤマハ最高峰の「CFX」

 テアトルフォンテのグランドピアノは開館以来、ヤマハの「CFIIIS」(1992年度製)がコンサートなどで使用され、区民に親しまれてきた。今秋に同館が開館30周年を迎えることもあってピアノが刷新されることとなり、今年2月にピアノの選定を行ったという。

 ピアノの選定は静岡県にあるヤマハ掛川工場で、市職員や同館のスタッフに加え、これまで同館でコンサートやコンクール審査員の実績のあった碓井さんも立ち会って行われた。現在のヤマハのグランドピアノの中で最上位の「CFX」が3台並ぶ中、試奏を経て満場一致で選定されたという。

「市内でも1番」

 選定に携わった碓井さんは「みなとみらいの大ホールにあってもおかしくないピアノ。市が所有するヤマハのピアノの中でも1番では」と太鼓判を押す。

 5月13日のコンサートでは碓井さん自身がショパン、アザラシヴィリ、ベートーヴェンなどを演奏して観客を魅了。旧ピアノとの聴き比べをする場面では「どちらが優れているということではない。また30年以上親しまれたら」と話した。

 岡津町から訪れた女性は「倍音の響きがきれいだったのと、楽器のパワーを感じた。これからまた良くなっていくのかな」と感想を話した。

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