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公開日:2023.06.01

くるみ保育園
60年の節目に新園舎
「下和泉の地域とともに」

  • 完成した新園舎

  • 落成記念会であいさつに立つ田中園長

 下和泉のくるみ保育園が5月20日、新園舎落成記念会を開き、関係者を招いて節目を祝った。創立から60周年を迎えた同園は耐火やバリアフリーに対応した園舎に建て替え、「地元の皆さまと今後も歩んでいけたら」としている。

 くるみ保育園は1964(昭和39)年に開設。園舎の増築や改築などを重ねながら、地域の多くの子どもたちを送り出してきた。

 新園舎の落成記念会には地元選出の国会議員や市会・県会議員、連合町内会の会長らも出席。この日は園舎の建築に携わった企業の関係者に、同園から感謝状も贈られた。

 記念会の中で同園の田中淳一園長は「旧園舎も木造でしっかりとした造りのものだった。耐火性やバリアフリーに対応した新園舎と広い園庭で、これからも子どもたちを温かく育てていきたい」とあいさつした。

 近隣の下和泉住宅自治会の会長を務める高田孝さんは「60年という長い年月の中、地元にも2、3世代に渡りくるみ保育園で育ったという人もいる」と話し、また地域の盆踊りを同園の園庭で開催してきたことにも感謝を述べた。

明るい環境を継承

 同園理事長の田中俊雄さんは新園舎について「『明るい環境を継承してほしい』という私たちの思いに応えていただき、素晴らしい建物ができた」と喜んだ。また「開園当時34歳だった私も今では93歳。ただ、今でも子どもたちが仲間のように接してくれるのはこの上なく幸せなこと」と思いを語った。

 会が終わると出席者らは新しくなった園内を自由に見学して過ごした。

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