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公開日:2023.06.29

中田・東中田
マーチングが体制新たに
地域移行へ試行の1年

  • 中田小を拠点に日々練習

  • 横浜中田ジュニアマーチングバンドのメンバー

 中田小学校と東中田小学校のマーチングバンドがこの春から、「横浜中田ジュニアマーチングバンド」として新たに活動を開始した。それぞれ全国大会出場の実績もある両校のバンドが学校の垣根を越え、46人の児童たちが日々練習を重ねている。

学校の垣根超え

 全国大会でも数々の実績がある2校のマーチングバンド。中田小では3年ほど前から、活動を学校主体から保護者ら地域主体に移行しようと話し合いが進められていた。

 そんな中で昨年、東中田小のマーチングバンドが23年3月で活動を終えることが決まり、昨年末頃から2校の関係者を交えて地域移行プロジェクトの話し合いが進められていたという。

 今年2月にメンバー募集をすると、2年生から6年生まで46人が入部。うち8人が東中田小の児童という。保護者会の代表を務める小宮衣恵さんは「それぞれの伝統もあって、子どもたちも当初は戸惑う部分もあったと思う」としながら、「子どもたちが音楽を続けられる環境をというのが一番。地域の人たちの理解や支援も大きい」と話す。

 副部長の丸山織世さん(東中田小6年)は「どうなるんだろうと思っていたけど楽しい。中田小の友達も話しやすくて、一緒に部を支えていけたら」と笑顔を見せた。

目標は全国

 目標は全国大会。子どもたちが話し合ってスローガンも考えた。児童の保護者で自身も中田小マーチングバンド出身という下向有佳コーチは「子どもたちののびしろは本当にすごい。楽しさを大事に、力を伸ばしていきたい」と語る。

 同バンドは7月末には地元自治会での夏祭りにも出演予定という。

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