大矢養鶏(和泉町)
市内品評会で最優秀賞
餌にこだわり「見た目よく」
3月28日
泉区内で子どもや若者の居場所づくりなどに取り組む団体からなる「泉区こども若者の居場所連絡協議会」が活動3年目を迎えている。団体同士の連携は強まってきた一方、子どもたちを取り巻く地域活動の周知には課題があるとし、今年度は「周知・発信」をテーマに活動を広げていく。
区内で不登校児の居場所づくりなどに取り組む一般社団法人「かけはし」の廣瀬貴樹さん・千尋さん夫妻を中心に発足した同協議会。同じく泉区内で活動する団体に声をかけ、2年前に交流がスタートした。
現在は24の団体が登録し、テアトルフォンテの創作室を会場に2カ月に1回のペースでメンバーが集まる。活動状況の報告を通じて情報を共有するほか、質疑応答をし合って、活動のヒントにもつながっているという。廣瀬貴樹さんは「みなさん地元の子どもや若者のために奮闘している。その姿を知るだけでも励みになります」と思いを語る。
「不登校児いない」
一方で廣瀬さんは「この地域には不登校児はいないよ、という声を聞くことがある。でもおそらく、どこの地域にも困難を抱えている子はいるはず」と語る。また子ども食堂を運営するメンバーは「『子ども食堂』の認知はこの数年で広まってきた。でもまだ、どんな活動か知られていないと感じることもある」と話した。
協議会の活動や子どもたちを巡る地域課題を知ってもらおうと、同協議会は今年11月の泉区民ふれあい祭りにも出店を予定。リーフレットの配布も組み合わせて、周知を工夫していくという。
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