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公開日:2023.08.17

泉区
スポーツ感覚でごみ拾い
40人が参加し22kg集める

  • 参加者と拾ったごみ。「ごみが落ちているのに、気づいていないことが分かった。これからは拾おうと思う」と話す参加者も。

 スポーツ感覚でごみ拾いを楽しみながら環境意識を高めようと8月5日、「スポGOMI大会in泉区」(主催/泉区役所)が区役所周辺で開催され、11チーム40人が参加した。同区役所が主催するのは初。

 最大5人1組のチームで、制限時間内に拾ったごみの量や質を競う同大会。(一社)ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京都)が2008年に始め、全国各地で行われている。

 当日は家族連れや友人、同僚などでチームを組んだ園児から50歳代まで11チームが和泉川沿いや相鉄線いずみ中央駅周辺を45分間の制限時間内でごみ拾いを行った。  

 両親と一緒に参加した小学4年生の女児は「夏休みの自由研究の宿題のためにやってみようと思った。ごみがいっぱいでびっくりした」と驚いていた。

 優勝したのは5・74kgを拾ったチーム「ふくしる」。高齢者や障害者、児童などに関わる複数の福祉施設関係者らが組織するチームで「区役所周辺なので、ごみはあまりないだろうと思ったが、駅前や駐車場にタバコの吸い殻が多くあった」と話し、ほかにも住宅街の目立たない所や、植え込みなどに紙ごみや包装紙などが多かったという。

 ごみの総量は約22kgで、区政推進課によると「一カ所に多くのごみが捨ててあるスポットが数カ所あることが分かった」とし、環境意識向上のため来年度も開催を検討したいとしている。

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