泉区 スポーツ
公開日:2023.11.02
横浜泉中央ボーイズ出身
土生選手が中日から指名
ドラフト会議で5位
独立リーグから1年で
中学硬式野球の横浜泉中央ボーイズ出身で茨城アストロプラネッツ(独立リーグ・BCリーグ)に所属する土生(はぶ)翔太投手(22歳)が10月26日、プロ野球ドラフト会議で中日ドラゴンズから5位で指名を受けた。
土生投手は181cm92kg、右投右打で時速150Kmを超す力強い直球が持ち味。領家中から横浜高校に進み、桜美林大学を経て今年から茨城に所属している。
中学時代、横浜泉中央ボーイズで指導に当たった宇野和之監督は「肩が強くて足が速かったのでセンターをやらせていたら、ある時とんでもないバックホームを見せた。それで『もしかしてピッチャーやりたいと思ってる?』と聞くと、『やりたい』と答え、3年の夏にはエースに。あの時ピッチャーにしてよかった」と笑みをこぼす。
「ナイスガイのいい男。いつもチームの中心にいましたよ」と当時を振り返る。
コーチと今なお
横浜泉中央ボーイズのピッチングコーチを務める中岡真弥さん(31歳)は土生選手から今でもLINEで野球の相談を受けているという。中岡さん自身も泉中央の出身で横浜高校では背番号1番を背負うエースに。大学、社会人と野球を続けたがケガに泣き、そんな自身の経験から身体づくりなどの面でもアドバイスを送ってきた。
「150キロもの球を投げられるようになった今でも、トレーニングなどの相談をしてくる。その謙虚さと真面目さが彼らしい」と中岡さん。土生選手はオフシーズンなど練習のために泉中央のグラウンドを訪れ、トレーニングすることもあるという。「OBとしてチームに顔を出してくれる選手は多いけど、あんなに一生懸命練習していく選手は珍しい。その姿勢は後輩たちのよい手本になっています」
ドラフト後、中岡さんは土生選手からすぐに連絡をもらった。「ここがスタート地点だぞ」としながら、指名の瞬間の動画は「もう100回は見ました」と明かし、思わず頬を緩める。
「高校でベンチ外になっても、大学でドラフト指名を受けなくても、諦めずひたむきだった。これからは僕も知らない世界。思いきり暴れてほしい」と教え子の活躍に期待を込めた。
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