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公開日:2023.11.23

市立飯田北いちょう小
多様性誇り10周年祝う
各学年が学習成果を発表

  • 自国の言葉や衣装など紹介する6年生の発表

 横浜市立飯田北いちょう小学校(上飯田町/齋藤容二校長)で11月18日、創立10周年を祝う「10周年おめでとうフェスティバル」が開かれた。イベントでは児童たちが学年ごとに学習したことや取り組んだこと発表し、10周年を祝った。また校歌を作詞作曲したピアニストで作曲家の今井亮太郎さんも出席し、歌詞に込めた思いを語った。

 同校は児童数減少のため、2014年に飯田北小といちょう小が統合して誕生。10周年を祝うイベントでは、地域の歴史を動画を用いて演劇で紹介したり、使用されていなかったバスケットコートの復活をドキュメンタリーで紹介するなど学年ごとに工夫を凝らして発表した。

 全校児童160人のうち、中国やベトナム、フィリピン、ラオス、カンボジア、ペルーなどの外国籍や外国につながりのある児童が4割ほど在籍している同校の特徴を生かし、6年生は自国の言葉や衣装を紹介して共生、多様性をテーマに取り組んだ。

校歌に込めた思い

 イベント後半では校歌を作詞作曲した今井さんが講演し、「歌詞の中にある『友と友』は統合した2つの小学校を表現した」と話した。そして歌詞に「世界中」という言葉を使ったのは、「みんなの友だちが国内だけでなく、世界中に広がることになるこの学校だからこそ」とし、児童たちにエールを送った。

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