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公開日:2023.11.30

松陽高
50周年祝賀会 盛大に
卒業生ら270人旧交温め

 県立松陽高校の同窓会などからなる創立50周年記念事業実行委員会(米山和彦実行委員長)が11月23日、50周年祝賀会をヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで開催し、卒業生や元職員など約270人が参加した。和やかな雰囲気の中、思い出話などで盛り上がり、旧交を温めた。

 松陽高校は1972年に創立。学校では昨年度に記念式典が行われ、1年越しで祝賀会が実現した。当日は新潟県や長野県から駆けつける1期生も。懐かしい同窓生や恩師を見つけては、近況報告や写真撮影を楽しんでいるようだった。

 実行委員長を務めたのは1期生の米山和彦さん。創立初年度は柏陽高校(栄区)のグラウンドにあったプレハブを校舎代わりしていたことにふれ、「ないものが多かったけれど、なければつくるという3年間だった。そういう精神は今の松陽にも続いているのでは」とあいさつした。

「挑戦する姿勢」校風に

 来賓祝辞には現在県議会議員を務める14期生の望月聖子(旧姓・沼)さんが登壇。テニス部や体育祭の思い出を振り返り、「当時は思いもしなかった政治の道に飛び込んだ。でもそういう挑戦する姿勢は、松陽の先生たちがのびのびと育つ環境を作ってくれたおかげだと思う」と話した。

 また乾杯のあいさつは創立初年度に1期生を担任した加瀬裕通さんが担い、「あの頃15歳だった1期生が還暦になって会うとは想像もしなかった。でも当時が鮮やかによみがえる」と笑顔で語った。「一生懸命に指導したが、それが今も『どんな課題にも果敢に挑戦する』という校風として残っているならうれしい」と話した。

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