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公開日:2023.12.07

横浜緑園高軽音楽部
大会実績増やし、全国区に
ステージ経験を「自信に」

  • 躍進を続ける横浜緑園高・軽音楽部(後列左端が小松教諭)

  • ミュージックデイズに出場したMake flow's(提供)

 県立横浜緑園高校の軽音楽部が今秋のさまざまな大会への出場実績を重ね、高校軽音楽部の中で全国常連校になりつつある。顧問の小松久子教諭は「いろいろな人に聴いてもらう経験を通じて、自信にしてもらえたら」としている。

 横浜緑園高の軽音楽部は今年度、1年生から3年生まで55人が在籍。3年生5人組バンドの「メイク・フローズ」は10月に相模原市民会館で行われた「高校生ライブMUSIC DAYS」に出場。音源審査を経て、全国約150校の中から14校のみが進むファイナルのステージへ。3位となる優秀賞に選ばれた。

 同バンドは昨年も出場を目指していたが、部内でコロナ感染が流行して断念。1年越しの悲願にギターの江澤大翔さんは「(審査のため)音源を録るのは緊張したけど、本番はステージに立てたことがうれしくて楽しめた」と笑顔を見せる。

オリジナル曲も積極的に

 昨年の春に着任した顧問の小松教諭は、軽音楽部の強豪・県立厚木高校でも指導実績がある。着任以来、各地のイベントやライブなどさまざまなステージを部員に用意してモチベーションを上げてきた。また音作りからパフォーマンスの部分まで、細かに練習指導をしている。

 「楽しいだけだと、うまくならない。だからつまらない、辞めよう、となってしまう」と小松教諭。練習場所の確保や校内ライブの機会も増やし、またオリジナル曲にも積極的に挑戦するよう促していることが部員の練習意欲にも繋がっているという。「グランプリを取るようなバンドを一つ作るよりも、『緑園高のバンドは全部かっこいいね』と言われるようにしていけたら」と思いを語る。

 現に2年生4人組バンド「アルフォート」も11月の「とよさと軽音楽甲子園」(滋賀県)に出場するなど、部の複数のバンドが着実に実績を積み上げている。稲垣裕太部長は「先輩たちは憧れ。僕らも大きな舞台に立っていきたい」と話した。

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