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公開日:2024.01.04

下和泉小学校
校内で牛とふれあい
創立50周年にあわせ

  • 子牛にブラッシングする児童

 創立50周年を迎える下和泉小学校で昨年12月15日、搾乳など牛とふれあう出前体験授業「県わくわくモーモースクール」が行われた。県酪農教育ファーム推進委員会(事務局・県酪農業協同組合連合会)の主催で、全校児童がバターづくりなども通じて酪農について学んだ。

 この出前授業は子どもたちに酪農に興味を持ってもらおうと酪農家が乳牛とともに学校を訪問するというもの。搾乳やブラッシングなど牛と触れ合うことができ、県酪農教育ファームではこのスクールを県内の小学校で年に1回実施している。

 当日は親牛2頭、子牛2頭のほか地元の酪農家や酪農を学ぶ大学生、乳製品メーカー社員など約40人が同校を訪れた。児童らはクラスごとに搾乳体験や子牛にブラッシング、バターづくり、牛の体の秘密など各コーナーに分かれ、酪農について学んだ。

 搾乳体験ではおそるおそる牛の乳房に触る児童も、酪農家の指示通りに手に力を込め牛乳が出始めると「牛が思ったよりおとなしかった。搾乳も簡単だった」と笑顔で語った。子牛にブラッシングして直接身体を触っていた児童は「角を見つけられたし、手を口に近づけたらなめられた」と嬉しそうに話していた。子牛が生後3カ月と聞いて驚く児童もいた。

「いい経験に」

 1974(昭和49)年に創立した同校は50周年を迎え、記念運動会や式典などを行ってきた。今回は周年を機に申込んだといい、玉置智子副校長は「年に一カ所のみの開催と聞き、選ばれて本当に良かった。児童たちも牛に直接ふれることも少なく、いい経験になったのでは」と話した。

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